占い道場のトップページへ戻る

大竹しのぶ S32/07/17

 

-

-
-
冠帯
帝旺

 

なんといっても、強引な庚を、丁で剋して、傲慢さを上手に抑えているのが特徴でしょう。
その分、男性からつけいるスキをあたえ、くどかれる可能性も強くなります。


【自分を表す星は生日天干の「庚」です。】


・基本

堅剛な庚金が土が旺ずる未月に生れていますので、土の印綬が庚金を相生しています。未月でも7/23以後は三伏生寒(夏の終わり)を生ずる気候となります。

命造が身強であれば先に丁火を用いて、後に甲木を取用します。

即ち庚金が身強であるならば財星と、官星を以って用神とする事です。

・我が身の強さ

本命は未月に生れています。また、未の蔵干にある丁火が天干に透干しています。

未は本来「土」でありますがこの場合は、強い火を含んだ燥土と見るのです。

土は我が身を相生しますが、この燥土(砂漠の土)は万物を育てる生気が微力なのです。

頼りとなるのは、年支にある同気の「酉」が我が身の庚金を生助して多少は強くなりますが、命造全体から見れば身弱の命となります。

天干に丁火の正官星(男性、人気、職位)が二つあって、月支の未土と日支の寅木に根があって丁は生扶を受けてかなり強いと見ます。

我が身の庚金と丁火である正官のエネルギーの強さを比べると、我が身の庚金がかなり負けています、これ以上に火が来れば庚金の我が身は溶けて衰弱してしまいます。

火炎が旺じていますので、水の壬水(癸水も可)を以って火炎を解き、燥土を滋潤して湿土にする事により庚金は生気を保てます。

さらに庚辛金を見るか、申酉を見れば身強に転じて富貴を得れます。

・大運

大運の流れは、我が身が求めてる用神の金水運が晩年まで続きます。素晴らしい大運の流れです。運は天にあります。

大運が17歳〜27歳までは天干地支共に我が身を生ずる運ですので、自分の気勢が旺じて、敵対する丁火の官星(職位、信用)を自ら用いて仕事をこなしていきます。仕事に於いては早くから恵まれ、人気と信用を得て活動が盛んとなり頭角を顕します。

大運が28歳〜37歳までは「魁ごう」と言う自分を生ずる強い星が来ます。大運の流れは良く仕事や金銭は不安はありませんが、この強い星が命中の未と支刑して我が身が強まり過ぎます。我が身が分を越して強すぎるのは勝ち気となり身勝手さが出て良くありません。 我を張るのも程々にして人間関係を大切にする事です。

流年に於いて再度、刑や冲などの障害を引き起こす星が廻ってくれば身辺に動揺が生じるか、家庭的に不和生じます。

流年が35歳の時は更に夫婦宮である日支の「寅」と流年の「申」が七冲となり剋し傷め合うので夫婦が疎遠となる運です。

大運天干の壬水である食神は丁火の正官と干合して活動が鈍ります。

即ち、この年回りは夫婦間に波風立って感情のもつれや、喧嘩口論が発生して波乱となります。又、吉星の食神と正官の働きが弱くなるので福が弱まり、夫の(さんま)を傷めて離婚とります。こんな運気のとは嵐が過ぎるのを忍耐強く待つしかありません(1〜2年で過ぎます)。

・性情
温厚で正義感が強く、真面目で節度正しく曲ったことが本質的に嫌い性格です。
どちらかと言えば、石橋を叩いて渡る気質で多少クールな面があります。
仕事に取り組む姿勢は前向きで、上役に従いよく仕事をしますので人気と信用が上がり良い仕事が出来ます。
但し、人気が上がっても長続きせず、衰え(クールな面があるので)やすい気質があります。
金銭は親に頼らず自分の働きで蓄財を成す星があります。
意外と無駄遣いが少なく節約家のタイプです


・愛情
天干に正官が二つあれば、夫が二人並んでいると判断しますので、基本的には再婚の命です。
命中に正官が二つあるのは三角関係や色情の争いが起こりやすく、早くから男性との交際があるか、男友達が身近に多くて一度結婚しても夫が定まりにくく、三変する可能性が大きいようです。


・仕事
仕事の星である正官は、命造の地支にあるよりも天干にあるのが良く、早くから頭角を顕す事が出来ます。
芸能関係も悪くはないが、教育にたずさわる仕事や規則を守ることが身に付いていますので官庁関係又は婦人警官等も最適です。