目次
基礎編
■はじめに 4
■筆者の人生をことごとく外したプロの占い師達 7
■シンプルなフォーチュン流占星学 9
■誰も語らない占星学の基本中の基本 13
■星座と惑星との関係は男女関係と同じである 16
■星座同士の相互関係に隠された意図 18
■月の人間にたいする影響 21
■伝統的な星座の解釈から脱出する 26
応用編
■前世であなたはどんな悔いある人生を送ってきたのか? 52
■あなたが望む愛の形とはどんな内容か? 60
■あなたが望む社会生活の形とはどんな内容か? 72
■周囲が嫌いになるあなたの性格 75
■結婚相手はどんな人か? 81
■恋愛の相性診断 91
■共同生活をするようになってからの相性 95
■ソウルメイトとしての相性 98
■あなたが陥りがちな恋の罠とは? 102
■本物の恋と出会うとき、どんな状態のときか? 103
■結婚であなたはどうのように変わるのか? 105
■あの人の浮気の傾向はどのようなものか? 108
■星座が語る人生指南 113
西洋言語の並びの順番が理解できないと、
ホロスコープ図は読めない ことに気がついている?
ホロスコープって西洋占星学のことですが、西洋人の発想、
考え方の思考回路をそのまま真似しないと、いつまでたっ
てもホロスコープ図の解読はできないものです。
英語などの西洋系の言語は、日本語と異なって動詞の意味
と作用の方向性がもっとも重要なのです。動詞はそのすぐ
あとの単語に向かって、強烈に作用し、あとはおまけの単語
が並ぶわけです。この単語の並びの順番がとても重要なのです。
事例をあげてみましょう。
_________
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I give him a present.
わたしは、彼にプレゼントをあげます。(him が目的)
_______________
| |
I give a present to him.
わたしは、プレゼントを彼にあげます。(present が目的)
日本語にしてしまえば、同じじゃないか?と思われるかもしれません。
しかし、西洋人の思考回路はまったく別のイメージなのです。
わたしは、彼にプレゼントをあげます。
は、彼に上げることが目的で、なにをあげるのかは、おまけです。
わたしは、彼だけに上げたくて、他の誰かではダメということ
です。きっと、心のこもった品物なんでしょうね。
わたしは、プレゼントを彼にあげます。
は、プレセントを上げることが目的で、彼はおまけなのです。
だから、沢山のプレゼントを色々な人にあげて、彼にも上げる
ということかもしれず、わたしにとって、彼は、重要ではない
のかもしれないのです。
この違いが 西洋占星学を読み解くうえで、決定的に重要なのです。
この動詞 (give) に相当するものが、惑星です。
動詞の目的、作用の対象(him, present)が、星座なのです。
たとえば 天秤座という星座は、目的はバランスを取ることです。
どうしてそうなるかといえば、最初に人からの評価が気になって
しまうタイプからです。そこに火星があると、火星は戦いの惑星
ですから、人と戦いながら、競争しながら、バランスをとっていく
わけですが、その内面は、人からの評価が気になるから、自分の
評価を上げるためなら、お金をがんがん使って資産を減らしてでも
評価をあげようとしてしまうわけです。
火星=動詞 星座=動詞が作用する目的
この考え方をするだけで、理解しにくいホロスコープ図がすっと
直感的に右脳で感じ取れるようになります。
この書籍では、もっと、深い理解の方法が解説されていますが
その内容は、マル秘です。