考え方、つまり、認知の仕方を変えないと治らないのが「うつ病」

 

「うつ病」になると元気が出なくなって、何事に対してもやる気がなくなってきます。

これはどの本にも書いてありますが、その現実はとっても見るに耐えられないものです。

・食事に行ってもレストランに入れない。

・買いものにいっても、スーパーに入れない。

・銀行にいっても、お金を下ろせない。

・1日中 携帯電話をにぎって だれから電話がくるのを待っている。

楽しみも感じられなくなり、自分の存在価値を否定したくなってきます。

部屋から出られなくなり、指一本も動かせません。

独り言をぶつぶつ24時間 言っています。

これは脳が、生きようとする指令を出さなくなったからです。

そして脳が自動的に生きようとする指令を出さなくなったのは、考え方が間違っているからです。

ここまでは本に書いてある通りです。

だからといって、簡単に考え方を変えるような人なら、うつ病にはなりません。

うつ病は、その人が本当の自分をごまかし続け、偽りの自分を演じ続け、
本当の自分が、わからなくなって、最後の最後に魂が暴動を起こした段階の病気です。

なりたくてなった病気ではない、と否定する気持ちがあるかと思います。

しかしうつ病は、細菌感染やウィルスのように外からやってきたものではありません。

あなたの中にあるものが変化して、自分でなったのです。

つまりうつ病は、生き方や考え方が間違っているから早く自分を変えなさいという、脳からのメッセージなのです。


 

つぎに、うつ病患者の特徴として、食生活がいい加減、というものがあります。

うつ病の人は、炭水化物を好み、肉を食べる量が少ない傾向があります。

筆者の元妻の場合は、お菓子やカステラやケーキを好んで食べていました。

ちゃんとした食事よりも お菓子のほうが、好きなのです。

肉というのは、やる気やパワーの源となりますから、力強くたくましく生きるのに、必要な食べ物なのです。

もちろん肉を食べなくても生きていくことはできますが、肉が足りないとパワーがでません。

肉を食べると、ストレスに強くなります。

肉食動物をごらんなさい。強いでしょう。

それに比べ、草食動物は、びくびく生きているでしょう。

それぐらい草食動物というのは、ストレスに弱い生き物なのです。

さらに、うつ病など心の病気の人は「便秘がち」です。

うつ病になる人は食生活をきちんと考えていない傾向にありますから、腸が汚れています。

そしてうつ病になると身体を動かす気力がなくなりますから、ますます腸の活動が弱まって、便秘になるのです。

便秘では、肉を食べる気も起きません。

肉を食べないから、ますますストレスに弱くなります。