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専門家という言葉が頻繁に使用されるが?

2017年3月30日 - お金を増やす

テレビやネットをみていて やたらに専門家という言葉が聞こえてくる。

が、みたところ、本当の専門家は、1%もいないと感じる。99%は評論家だ。評論家の仕事は、なにか適当にしゃべって時間を稼ぐことだ。しゃべってくれている間は、テレビ番組としては創造的なものを視聴者に提供するという仕事を休めるから、テレビ番組を作る側も適当にしゃべれる評論家を使いたがる。内容なんて、どうでもいいんだ。耳ざわりが良ければそれでいい。

24時間 そのことばかりを考えて実践し、改良を続けて30年くらいの人がもっている本物の専門家オーラを漂わせている人って、まず、みかけない。テレビなんかには、出ないんだろう。

投資の専門家? 2009年のリーマンショックのときに、株買ったのか? と質問してみればいい。買った人は、まず、テレビなんかには、出ないから。相当の利益を出しているので、自分の事業拡大や新規の投資や、社会貢献に毎日 一生懸命のはずだ。

世界一の投資家のバフェット氏いわく、自分は相場の未来を当てることができる、なんていうやつがいたら、全速で立ち去れ。災難に遭遇するから。と言っている。

政治の専門家? 任期が4年や8年で期限がきれる、政治ってなあに? 国家の30年先をみて今を生きている連中ではないだろ。ところが、起業家や企業経営者は違う。30年先までみて、今を生きている。だから、起業家のほうが、頭がよく回っている。政治家は、頭回っていないんだ。

海外に工場たてて、従業員を採用し、部品会社を育成し、作ったものを販売するとなれば、30年先のことくらいは、ふつうに計画するものだ。カントリリスクの予知、文化の違いの吸収、現地ニーズの理解、やることは、やまほどだ。だから、地頭が鍛えられる。

いっぽうで政治家は期限が切れるのを恐れて(給与がゼロになるのを恐れて)、立ち回っているだけ。今の国会なんて、だれかがだれかを非難するだけの場所になっている。国の将来を決める議論なんてだれもやりたがらない。

海外からみた場合、最大の日本の問題は、フクシマだ。いまだに放射能を垂れ流し続けていて、太平洋に垂れ流している。革新的技術が要求される事案だが、いっこうに、そんな雰囲気はない。元素転換を発明した会社に、1兆円賞金をあげるなんていう構想があってもいい。放射能汚染を解決できれば、これは日本の国家産業になりえる。税金で飯くっているいろいろなゾンビ法人をすこし整理すれば、これくらいの金あるだろうに。

いつの時代も、投資家と起業家が 新しい世の中をつくっていく。政治ではない。

中高年になったら、若い起業家を育てていくか、自分で起業するか、そういう実力がないなら、投資家として、自分のお金を、回してお金に働いてもらうか、そんな生き方をしたい。

年金を当てにして、おとなしくなにもしない生活なんて・・・

さて運命学も同じような状態だ。人の診断をするのが運命学だろ。でも実際の運命学の専門家という人達の多くは、生きている人間の実際の生活を観察することはないんだ。理論を言うが、理論は机上でいくらでも開発できてしまうのが運命学だ。

自分だって、数百の未来予知理論を作れと言われれば、簡単にできる。人の性格診断理論を千通り作れと言われれば、簡単にできる。

実際の人を観察しない机上の理論なんて、頭でっかちの作業だが、簡単なんだ。

現実の人間の観察は、そうはいかない。結婚前、結婚後、子育て中、子育て完了後、こういう数十年を観察して 奥底に流れているものをつかまないと、人の診断なんてできない。

こういう作業をやっていると、市販の本なんて、なんの役にも立たないことが分かってくる。

 

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