命式は変化するという現実

イチローの事例

■イチローの命式が変化した?

 イチローといえば、四柱推命のスクールでは金水水官の典型的
な事例として説明されることが多かった命式です。

すなわち、日干が辛、月干が壬、年干が癸となっていて、
教科書的には、清水が宝石を洗うきれいな命式で鋭い感性を
もっている「金水水官」、つまり技術の人と解釈されています。

現実のイチローも最近まではその通りの生き方でした。

ただ筆者は2006年を境にして、命式が変化しそうだと予想していました。

そして2009年には命式があきらかに変化したと感じ、
3年以内になにかあるだろうなと思っていたら、自ら希望して、
「FOR THE TEAM」(つまり官星の価値観)の伝統がある
ヤンキース への移籍でした。

詳しく説明していきましょう。

2006年は、ワールド・ベースボール・クラシックにイチロー
は進んで参加。通常では考えられない感情・闘志むき出しのプレイ
を見せ、疑惑の判定で敗れたアメリカ戦の後には、決起集会を開い
てチームを鼓舞するなど、日本チームを牽引した。

多くの日本人がイチローの新しい面を発見した瞬間です。

今まで自分の技術と実績(つまり傷官)に集中してきたイチローが
FOR THE TEAM(つまり官星)に目覚めた瞬間です。

そして、2009年には第2回WBCに出場。決勝の韓国戦では、韓国
にはレベルの違いを見せつけてやろうとチームを率いた。その後の
トロフィー授与式や祝勝会では、普段クールなイチローも笑顔を絶や
すことはなかった。

ここでFOR THE TEAM(つまり官星)の命式に変化したのです。

FOR THE TEAMの価値観のある選手にとってマリナーズはつまらない
チームだったのでしょう。個人プレーよりもチーム全体を優先する
名門ヤンキースに自らすすんで移籍したわけです。


通常の四柱推命では傷官は、自分の技術を見せつけることには熱心
でもチーム全体に貢献するということには熱心ではありません。
しかし、イチローはチーム全体に貢献したいという欲求が2009
年から出てきたのです。


傷官と対立するのは、印星と官星です。とくに官星は傷官から
やっつけられると占いスクールでは教えます。官星は全体に従う星、
傷官は全体よりも個の星ですから。

当社がいう開運とは、こういうことなのです。

さっさと、命式とおりの生き方を一生懸命にやって星を使い切ること。

使いきれば、真逆の価値観をもった星が与えられるのです。

そうすれば自分の個性を超えた仕事や生き方ができるので
宇宙がその人を助けてくれるようになるのです。

命式通り生きるのが第一ステップの開運。しかしここまで行けない
人が多いです。たとえば、比肩を使わないと財星の欠点のような状態
になってしまいます。財星を使わないと印星の欠点のような状態にな
ってしまいます。

占い相談に来る人は、こういう状態でやってくるのです。
だから教科書の理論通りやっても、お客さんは納得するはずな
いのです。

つぎに命式を使い切ったら、新しい星を運命の神は与えてくれるのです
が、これが第二ステップの開運です。ここまでくれば予想だにしなかっ
た人生が始まります。

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