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Ｏ教 教祖（事件）の命式 1955/3/2

壬戌の人は、カッコをつけたがる人が多い。
その動機は、他人から評価されたいというものが多い。

特徴

• 我が身の壬水は根がなく、弱い。

• 我が身がこれだけ弱い人がなぜ、教祖にまで発展したかというと不思議です。

• しかし、五行の木が最強で、さらに大運を見ると２０代後半から２０年間は木運です。

• 我が身の水から見て、木は「傷官」です。
  傷官は必ず、感性、芸術、技術などの分野で才能を発揮しますが、傲慢になる傾向があります。

• 傷官が旺じる人は、成功すれば松下幸之助のような神様的存在になります。

• しかし失敗すれば、世に反逆する人となります。

• よくよく、自分を制して、社会のために滅私奉公する精神で人生を生きる必要があります。
  

• 『 我身日干は壬水です 』

• 大河の水である壬水が早春の寅月に生れるは、外見は強い水の様でも既に木気が旺じている候で気勢は水→木と洩らして休囚に値するから気勢は衰退して身弱である。

• 又寅月は余寒が残存する季節なので調候として丙火（太陽）を求めます、（寒い季節に太陽があれば積極的に活動できる）。

• 本命は寅月に生まれ我を扶助する星が命中に一点も無く（三柱で見た場合）身弱の極である。

• 又命造は年上の乙木傷官が月令の寅に通根して強く、月上の戊土偏官は日支の戌と年支の未に通根して非常に強い。壬水は気勢が強くて流れているを喜びとしますので、気勢が無い命であればたとえ官星が有っても発展は出来ません 。

• 我身日干が衰弱してますので大運にて我身が旺ずる金水運へ向かえば相生しますので喜びとする。又寅月(二月)はまだ寒さが残っているために調候の丙火(太陽)が必要です。この命は相反する水と火を求める象になります。そのぶん人生に厳しさがあります。

• 「性情」

• 19歳までは精神が弱いので人に依存する事が多いも、20歳を過ぎれば生気が出て来ますので、細心さは無くなり行動は抗争心を伴い大胆粗暴で野武士的な権威を有してプライドが高く反抗的な気質が顕れます。又傲慢で毒舌的な弁論が優れますが神経質でせっかちな面が有ります。我身日干が旺じて強ければ、命中にある強い戊土偏官を用神と出来ますので、組織の長として人の上に立ちリーダーシップが取れるようになります。

• 年上傷官が強ければ長男以外の生れで、先祖の継承が出来ず生家を離れます。
  又傷官が旺じてますので我が子は男児に縁が薄く、女児に縁が深く長女は賢い子供となります。水の日生れで初運は土が多くて強いので水が傷められ目の病気になります。
  
  

• 大運が19歳〜29歳までは「丙−子」の運中で偏財が来ます。
  大運地支の子水は身弱の我身日干に生気を与える星で、我から子に引従すれば帝旺となり身弱が変じて身強になります。
  我身日干が身強で早春に丙火の太陽が来るので命造は寒気が無くなり活発に活動が出来ます。

• 丙火の偏財は調候(気候の整る)の役割と、凶星傷官の凶意を洩らしますのでこの丙火は一石二鳥の働きをします。生気は水→木→火→土と流れ、偏官は強いも命式のバランスがかなり良くなります。偏財は財貨と女性の星でありますから、この時期は双方またはどちらかに縁が深くなりますので女性が出来たり、自営業であれば金回りがよくなります。
  偏官は仕事星ですから良く働くも細心さが無く大胆で向こう見ずな所が出ます。この運中の流れは吉です。
  

• 大運が30歳〜39歳までは「乙−亥」の運中で傷官が来ます。
  大運地支の亥水は日元を生ずるところの水であり地支に障害線が無く天地一体となって我身日干の水は旺じ十二運が建禄となり身強の命となります。乙木の傷官は我からの洩気星で既に命中にて旺じています。旺じておれば制するか洩らすを妙としますが、本命は凶星の強い傷官が大運に重ねて来ました。

• 地支の亥-寅は支合となり水は水ですが木気の食傷がこれまた旺じます。傷官星は象あるものを（名声、地位、規則、法律を含む）破壊するエネルギーを持っています。

• 性格にも傷官の持つところの束縛を嫌い傲慢かつ反抗的で毒舌的弁論を有して自己評価が高くする等の気質が強く表へ出てきます。

• 丙火の偏財が天干にあって強ければ傷官の凶意を減じて健康的で金銭は豊になりますが、この運中は偏財が命中の蔵干に有って金銭は豊になりますが強い傷官の凶意迄は防げません。

• 平成七年は「乙−亥」の流年で再々度強い傷官が遁って来ます、既に不要な傷官（破壊星）が之だけ集まれば災禍も大きく大凶となります。大きな出来事で自分が傷ついて死ぬか、名声がある人物は名誉が潰れて地獄を見る事になります。