ベンチャー企業の研究者 命式 1943/3/9 
 
   
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       丙
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       乙
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       癸
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       -
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       寅
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       卯
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       未
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       -
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       長生
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       沐浴
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       衰
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ベンチャー企業を設立した研究者。
創立以来10年間にわたり技術部門の要として活躍。 
しかし、企業が上場企業になってから、組織の管理体制に肌があわず、独立。 
現在は、異国の地で技術の平準化のため国際的活躍をしている。 
    
          | 
        木 | 
        火  | 
        土 | 
        金  | 
        水 | 
    
    
        干の数 | 
        1  | 
        1 | 
        0  | 
        0 | 
        1  | 
    
    
        支の数 | 
        3  | 
        2 | 
        1  | 
        0 | 
        0  | 
    
    
        月令 | 
        ○  | 
        ― | 
        ―  | 
        ― | 
        ―  | 
    
    
        強さ | 
        最強  | 
        強 | 
        ―  | 
        ― | 
        弱  | 
    
特徴 
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我が身の丙火は根が2コあり、強い。 
   
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日主が太陽の丙火の人は、太陽のように陽的で心に害毒を有しない。 
   
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本命の特徴は、五行の木(我が身の丙から見ると印星)、が最強であるということです。 
   
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印星は、学問の星、知恵の星ですから、ベンチャー企業の研究者としては最適です。 
   
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しかし、多くの人を管理するという組織の長としては、官星が求められますが、年上の正官は根がなく弱い。 
   
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従って、企業の管理職というよりも、1人で新天地の開拓をすることの方が生きがいを感じるタイプです。 
   
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丙が乙を育て、癸が乙を育成しますので、きれいな命式です。
      =>心の動きは、キレイですが、事業家としては、向いていません。
    
   
 
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『 我身日干は丙火です 』 
     
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太陽である丙火が春の卯月に生れると、陽気が漸増して火力が徐々に充実する季節です。 
        我を扶助する星は日支に寅があり、寅卯が半会し卯と未が半会するので身強です。 
      
     
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命造は印綬が強く、正官も天官にあるので「官印格」となります。 
        印綬は財星を嫌いますが根があって強ければかえって財運で発展します。 
        印綬と正官が天干にあれば精神は善良で母心の情があり聡明で知恵が多く思慮に富みます。 
        多くの場合、名声を上げます。官は仕事、信用で印綬は名誉、名声の星です。 
        
        身強であるので用神は金水の運へ入れば発展します。 
      
     
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大運が22歳〜31歳までは、壬−子が遁って命中の正官が子に通根して旺じます。 
        しかし偏官と混雑するので昇格しても仕事の上で苦労があり停滞ぎみで人柄も常人です。 
        又年支の未と子が害となるので尊上の徳が得難い時です。 
        
      
     
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大運が32歳〜41歳までは、辛−亥の運中で一番欲しい星か天地に遁って来ます。 
        命中の正官は亥に通根して勢いを増し、正財は印綬を破剋しますが、印ガ強くて財が弱いので凶を見て凶となさず財運にて発展します。即ち財官印の三奇を見て発展します。 
        
      
     
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大運が42歳〜51歳までは、庚−戌の運中に入り庚金の偏財が乙の印綬と干合しますので、働きが多少鈍り横ばい状態になります。 
        
      
     
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大運が52歳〜61歳までは、己−酉の運中に入り大凶となります。 
        印綬は長寿と名誉の神です。其の印綬の神が七冲にて破格して、印綬が破格すれば意志が乱れ精神が茫々となって心身ともに安定しません。 
        更に天干に傷官が遁って命中の正官を見れば災禍が発生し名誉職にある人は名声に傷が入り役職を退く事になります。 
      
     
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平成8年は子未の六害、と子卯の刑が重なり、大運と年運に凶星を重々して見ますから、人生の天王山となるでしょう。