古い四柱推命からの脱出

古典的理論は、1500年の明朝時代から、まったく改良されていない立派なものだが、実用的ではない。
四柱推命の専門家は、とくに、中国の原書を聖典のように信じ、まるで宗教の経典のように、信じていることがありあます。そして、多くの日本人も、古くて伝統のあるものを、盲信する傾向があります。

しかし、考えてみてください。明朝や清朝といった戦国時代は、皇帝がかわれば、100万人という単位で、人口が激減するような、時代です。皇帝と一族と、その周辺まで、抹殺されるという時代です。そういう時代に、後世の人、つまり、自分を殺すかもしれない人たちのために、実用でつかえる理論やノウハウを、書籍という形で残すでしょうか?

中国は伝統的に、実用的でない、理論は残します。たとえば、易経や論語などもそうです。

だれが、どのように、理解するかは、その人の自由であって、それを理解したからといって、商売で成功するわけではありません。

しかし、四柱推命などは、相手の性格や弱点なども推測し、だましたり、わなに引っ掛けたりすることにも、使える、極めて実用的であり、実利的なものです。

そういう、利益を生み出すノウハウを、だれが、まともに、書籍に残すでしょうか?

格局だ、用神だ、忌神だ、特殊星だ と市販の書籍をみると、原書の訳本のような本がたくさん並んでいます。

趣味として、頭の体操でこれらを学習するなら、それは、すばらしい趣味です。

しかし、それで、実利を生み出すかどうかは、まったく別問題です。

すくなくとも、わたくしのように、中小企業を経営しているオーナーにとっては、趣味で終わってもらっては困るのです。

今日の商談相手と、どうつきあうか? あるいは、距離をおくべきか? あるいは、利益度外視して、つきあうべきか? こういった判断の連続が、企業の経営者です。この判断の誤りが、のちに、莫大な損失をかかえる原因になることも多いものです。正しい判断をすれば、莫大な利益になることもあるのです。

つまり、会社が、倒産するか、生き残れるか? という指針として、四柱推命を使っている、わたくしとしては、原書をそのまま信じたから、原書のありがたい理論を実践したから、赤字決算になってしまったでは、すまされないのです。

第1話 書籍にまどわされる日本人

日本人ほどまじめに書籍を読みあさる民族は非常に珍しいでしょう。

遣唐使の時代から、日本人は中国の書物を学び、近代文明の基礎を
作ってきたといっても、よいくらいです。

しかし、あくまでも、中国の書物をそのまま丸呑みにするのではなく独自の解釈で応用してきたからこそ、遣唐使たちが持ち帰ってきた文明が今も日本に息づいているのだと思います。

空海が最澄にたいし、愛の奥義を書いた経典の貸し出しを拒否して不仲になったことは有名ですね。

その経典には、SEXのことが細かくかかれてあり、いまでいうポルノ小説と
あまりかわらないという一面があったからです。

つまり、表面的にそれを解釈していませば、SEX教団ができてしまうことを
恐れた空海は、最澄に書籍の貸し出しをすることを拒否したわけです。

実は、運命学においても、これと同様のことがいえます。

本当に身に付けるためには、実践で練習するしかないのす。

柔道の達人がその講習会をVTRで録画して、そのVTRを一生懸命学習すれば、あなたは、柔道の達人になれるのでしょうか?

剣道の本を読んで、学習したら、街で不良高校生にからまれた場合実際にそういった不良達を、棒でやっつけるような技術が身につくのでしょうか?

これと同じことなのです。

理論をいくら勉強しても、限界があるのです。

第2話 実用的な四柱推命を身に付けるには

ずばり、星の意味を徹底して覚えることからはじめましょう。

つまり、10個の干、12個の支、10個の通変星、12個の12運星です。

プロとよばれる占い師さんで、職業として食べていける人たちと話してみると例外なく、1つの星で30分くらいは、とつとつと話すことができます。

12運星での人は、と質問すると、「そういえば、若くてポルシェにのっている人が多い」では、金持ちか?と質問すると「ポルシェに給与の70%を使っているだけ」「ポルシェでないと、車は買わない主義」「そういう、絶対主義みたいな感覚をもっている」「つまり、ロマンチストね」といったように、次々に、回答がかえってきます。

このように、自分の経験から、言葉がいくらでもでてくるのが、プロの占い師の条件なのです。

格局がこうだから、用神こうだから、忌神がこうだから ・・・と説明する占い師は例外なく、プロとして生活が成り立っていません。

ここでは、生活していけるだけの、お金をかせげる占い師になるための
実用的な四柱推命というのがテーマですから、ちょっと極端に書いていますが、実際そうなのです。

ですから、今から、サイドビジネスとして、あるいは、生計をたてていくための学習をしたいというのであれば、実例をたくさん、学ぶことです。