宿曜経による相性診断

■宿曜経のもっとも優れた部分は?


宿曜経は、密教占星術の1つの占術であり、空海が日本に導入したことで有名な占星術です。人柄の相性診断が得意です。宿曜経は、月の運行の人間に与える影響を見るものですから、その宿星は27通りあります。流派によっては28通りになります。この差は、月の公転周期が、27とか28といった整数で割り切れるような周期ではないことに起因しますので、どちらが正しいか、どちらが間違いかといった議論はここではしません。それぞれ、数百年の歴史を持つ考え方ですので、当社がその是非を論じるべきものでもありません。
具体的には、宿曜経の相性分類には次のような種類があります。

1.業の関係
あなたが生まれる前から、先祖の付き合いがあったとか、先祖が同じルーツだったとか、とにかく、良い悪いは関係なく、宿命的な因縁を持っている相手です。ですから、出会った瞬間に、好き嫌いの感情とは別に、精神的に何か引かれるものがあるのです。常識的には、出会うはずのないような2人かもしれませんが、運命の力で結ばれます。2人に託された先祖の願いを遂行していく間は、異質な者同士であっても不思議とうまくいきます。しかし、2人がバラバラの方向で歩み始めると一瞬にして関係が悪化してしまいます。


2.胎の関係
あなたが新しく第二の命を受ける来世での因縁がある人です。先祖の付き合いがあったとか、先祖が同じルーツだったとか、とにかく、良い悪いは関係なく、宿命的な因縁を持っている相手です。ですから、出会った瞬間に、好き嫌いの感情とは別に、精神的に何か引かれるものがあるのです。常識的には、出会うはずのないような2人かもしれませんが、運命の力で結ばれ、あなたが生涯をかけて相手を育み、慈しんでいく関係になります。2人に託された使命を遂行していく間は、異質な者同士であっても不思議とうまくいきます。しかし、相手が度を過ぎて甘えてくると、関係は一気に悪化します。

3.栄親の関係(夫婦としては最高の相性です)
お互いに親しみと、好感を持てる関係で、生活を共にすればするほど、ますます仲良くなっていきます。しかし、出会った瞬間は、心引かれるような相手ではありません。誰かの紹介で、仕方なく義務的に付き合っていくうちに、だんだんと良さが分かってきて、10年20年と夫婦の関係を続けるうちに、一体となれるような関係です。意見も考え方も異なりますが、それを相手の個性と認め合える関係です。平穏的過ぎて、お互いに刺激がなくなっていくことが欠点です。

4.友・衰の関係
お互いが同じような気質ですので、考え方や価値観に違和感がなく、長年の友人のようにつきあうことができます。この気が合うという内容も、家庭や精神面に限ったことであって、共同でビジネスをやるというようになると失敗します。家庭を持って、夫婦になっても、あまりべたべたした内容ではなく、友人の延長のようにサラリとしています。愛情の問題で憎悪まで発展することはなく、むしろ経済問題や仕事上のトラブルが原因で、関係が破壊するケースが多いのです。

5.成・危の関係
自分とは異なったの気質をもった相手ですから、その違いに魅力を感じ、友人として付き合うような関係です。異性だからこそ、最初は意気投合しなくても、魅力的に感じるのですが、同性の場合は、話が合いませんので、表面的な付き合いだけに終わってしまうようです。そういった意味では、ケンカになっても、口論の土俵が違いますので、憎悪にまで発展する前で終わってしまいます。お互いの考え方や価値観を無理に、合わせようとしないで、違いを認めあうことで、家庭として発展することができます。

6.安・壊の関係
この関係は、加害者と被害者というべき、ちょっと変わった関係です。良い悪いは別として、とにかくお互いに引かれ合ってしまい、支配する側と支配される側が明確になってしまう関係です。家庭を持って、新婚時代は、熱々のようですが、何年かすると、支配する側は、面倒を見ないといけないという気持ちになり、支配される側は、何から何まで面倒を見てくれて安心してしまうといった関係になります。ケンカになった場合は、破壊的なケンカにまで発展しやすいので、正面から向き合ってケンカすべきではありません。

*当方とワイフの関係はこれです。年齢の差が25歳あると、占い的な相性も超越してしまいます。

7.命の関係
同じ宿星同士の関係ですので、本質的な部分では同じものがあり、いわゆる縁が深い関係と言えましょう。価値観が同じということは、同じ目標に向かって突進しているときは、お互いが同士のようになって、良い関係になります。しかし、向いている方向が異なると、激しく議論をし合い、憎みあうと徹底したケンカになります。一般には、出会ったその瞬間は意気投合した最高の関係で、年月を重ねるにつれて、だんだんと冷めてくる関係です。

以上のように、栄親、安壊、危成、友衰、胎、業、命といった相性関係がありますが、ソフトでは、これを宿曜経の盤を使用して、説明しています。