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人類の無知を超えていこう

■死を意識して生きる

 私も今年は65歳になります。肉体は毎年衰えて死に向かっていることを日々感じています。55歳を超えたくらいから、肉体の変化を感じてきて、65歳になると30年もすると確実に死ぬということを毎日意識して生きることになります。

 具体的には睡眠時間は毎年短くなってきています。私も夜中にトイレに頻繁に行くので熟睡できる時間は2~3時間くらいになっております。この文章も朝4時に書いています。

 肉体を保つためには、快適な家が必要ですし、健康的な食事が必要ですし、肌にやさしい服が必要です。つまり、お金が必要になります。肉体をもっている以上、お金が必要です。お金が欲しい欲しいという気持ちはエゴと言います。エゴとは、我が肉体を維持するためのマインドです。

 65歳になると、肉体を維持しなくてもいいという気持ちになってきます。さんざん、この地球で喜怒哀楽を経験してきて、楽しかったな~。もうそろそろ、肉体のある間に、最後の御奉公をしておこうという気持ちになります。

 もし、そういう気持ちになってないなら、しっかりと生きていない証拠です。やりたいことを我慢して欲求不満の人生を送ってきた人は、肉体にしがみつきます。80歳を超えても、90歳を超えても、まだ肉体にしがみつきます。そういうマインドの場合、死んでも本人の希望通りに、すぐに肉体をもって新しいヒトとして生まれてきます。

 しっかりと生きてくると、肉体を放棄する瞬間を楽しみに待てます。今日、核ミサイルが落ちてきて肉体が死んでも、悔いはありません。

 自分は死ぬという気持ちで生活していると、時間と超えていくことができます。肉体を維持したいというマインドでいると、時間という牢屋の中で生きるしかありません。

 死を意識して生きていると、自分の役目を自然に探すようになります。そして向こうから仕事がやってきます。だいたいの場合、その仕事は、自分にマッチしたものとは思えないものです。参ったな、こんな仕事がやってきた。しょうがない、いっちょやるか、というのがスタートになるものです。

 役目にピタリと当たってその仕事をやっている以上、やがてうまくいきます。役目としてやってくる仕事は向こうからやってきます。脳で考えて見つけた仕事ではありません。だいたいの場合、え~こんな仕事を自分がやるのか?向いていないのでは?と思うものです。エゴに支配された脳は、勝手にそう判断します。自我、エゴがあると、脳の奴隷ですから、なにをやってもうまくいきません。

 やってきた仕事はなんであれ、思考せずにやってみる行動が求められます。損とか得とかを考えてやる、やらないを決めるなんて最悪の運勢になってしまいます。

 注意しないといけないのは、スピリチュアル系の人がはまるワナです。最近、YOUTUBEでアセンション、次元上昇、宇宙の秘密、マルチバース、パラレルワールド、いろんな言葉が飛び交っており、それらを知ると、自分は偉くなったように感じてしまいます。まんまと、自我のワナにハマるわけです。自我は、傲慢で、すぐに自分は他人よりも優れているというマインドになってしまいます。こうなると、うまくいきません。

 カルト教団の人も同じです。貧乏で、生活保護を受けているレベルなのに、自分は真理を知っていて偉いというマインドですから。偉そうに書いてますが、自分自身が過去はそうだったので、カルト教団に入っている人のマインドがよく分かるわけです。

 イエスという1人の人間が人類の罪を背負って十字架にかかったということを信じているキリスト教もカルトです。聖母マリアが、処女のままイエスを生んだというカトリックもカルトです。
腹に爆弾を抱えて自爆すれば、天国に行って美女が迎えてくれるということを信じているイスラム教もカルトです。死んだら地獄に行くとか天国に行くということを説いている日本式仏教もカルトです。
自分達はアブラハムの子孫であり、神から選ばれた人種であるとユダヤ教もカルトです。

 人の本質をまったく知らない無知なカルトが地球に蔓延していて、それが常識だと思い込んでいる人類は、おどろくほど無知です。人類のほとんどは、精神分裂症と言ってもいいでしょう。

 中高年になって肉体の衰えを感じてきたら、無知を超えていく最後のチャンスです。

■無知を超えていく書籍とソフトウエア

https://www.fsoft.co.jp/B2B/index.html