メニュー

金融業は主役ではない

かつては、イギリスって七つの海を支配していた。でも、その資金は、どこから出たの?
半分は、インドの植民地で栽培して得たアヘンの販売であった。そのあと紡績業やら産業革命やらで世界の製造業のトップになったのも一時的。第二次世界大戦後は、おちぶれた。そこで、目をつけたのが金融業である。タックスヘイブンをつくったのも、英国だ。
 
こういった英国の戦略を真似して 金融工学を発明したのが、アメリカだ。やはり製造業がダメになったからだ。
 
価値あるものを作り出せない落ちぶれた国が作り出した虚業が金融工学だ.
コンピュータでマネーゲームをしてマネーを増やすだけの虚業の産業が、人の生活を豊かにはしない。
 
そういった金融万能主義が、いつまでそしてどこまで続くのか?
わかっていることは、一部の強欲と大多数の窮乏化という図式が、より鮮明になっていくのは避けようがない。
 
 さらにリーマンショックに対応で先進各国が異常なる資金供給でもって金融万能主義に、天文学的な金額の軍資金を注入している現実がある。
 
どこかで、このマネーは暴れまくるだろう。
 
もうその兆候はある。
 
この虚業を超える 産業が生まれないといけない。エネルギー革命が手っ取り早いと思うんだが・・・・
長期投資をやっておかないと、この先、大変なことが起こったとき、生活苦に陥る人が大勢出てくるだろう。