日本の資本主義は、渋沢栄一氏や日産コンツェルン創始者 鮎川義介氏によって飛躍的に成長したことは周知です。
「道徳と経済の融合」により、世界でも最初期に最大規模のマネジメントを完成させ
渋沢栄一氏は一代で500社の大企業を育て上げたものです。三菱財閥ですね。
鮎川義介氏は一代で三井・三菱を凌ぐ財閥日産コンツェルンを築き上げ、現在の日産グループ・日立グループ各社をはじめとする160以上の大企業と中小企業政治連盟を通じて数万の企業を育成しました。
ここまでは、歴史の事実です。
日本人は、こういう人を神様扱いしてしまいます。
私は、別な見方をします。いったいだれが金だしたんだ?
どんなに頑張っても1人で500社の大企業などつくれません。金の用意ありません。歴史を解明するときは、金の流れを、追いかけろ! が鉄則です。
彼らにはスポンサーがいたわけです。そのスポンサーこそが、真の権力者でありキングメーカーですが、表にはでてきませんから、だれも知りません。
その真の権力者達が、いま、数十年ぶりに動き始めています。そして、渋沢栄一氏や鮎川義介氏のような、神様扱いされる役者が、選ばれることでしょう。
気がつきませんか?
昨年は外国人は日本株を売り越しています。日本人も株買っていません。今の株高(リーマンショックでは7,000円まで下がった株価は、今や19,000円です。)は、日銀をはじめ、国が買っている結果の演出です。いいとか、悪いとかの是非を論じたいのではありません。大きな流れを、作ろうと、キングメーカー達が、動いているわけです。
この大きな流れは、乗るしかありません。乗るのが、天命というべきでしょう。数十年に一度しか動かないパワーが、今動いているのですから。