・自制心のある人というと、聞こえはいいが、たんに我慢しているだけの人が多い。つまり機嫌が悪い。
嫌なことを我慢しているから不幸になる。 本当の自制心がある人とは、常に自分の機嫌を自分で良くすることができていることですから幸せを感じているのです。
欧米の心理学の本にSelf-Controlと書かれていると自制心と訳してしまって、自制心という単語からは、我慢ということを連想しやすいのです。だから嫌なことを我慢して怒りを閉じ込めている人でも自分は自制心があると思ってしまい、自分は優れていると思うわけです。とんでもない誤解ですね。
不機嫌な状態を優れていると思い込んでしまうのですから。不機嫌な人は、自制心がないのです。
このあたりは、斎藤一人さんの本はうまく書いています。自制心という単語は絶対使っていないでしょう。自分で自分の機嫌をとりなさい。常に上機嫌でいなさい。そうすれば運が良くなると言っていますね。Self-Controlの真意を理解しているのです。