フォーチュンソフト代表の天野です。
占いは相手が理解しやすい言葉を創造するために使う、こんなふうに占いを使っている人は非常に少ないものです。占いの知識を頭に何十冊も蓄えている人だって、そんなふうには使っていません。
なぜ、占いを愛情をこめて使わないのでしょう?当たるとか当たらないといった占いハウスのいかがわしい宣伝文句に影響されてはいけません。
事例をあげてみましょう。
論理的男)
最近ハイブリッドの新しいタイプが発売されて、デイーラに行ってみてきた。すごくいい。かっこもいいし、手ごろな値段だし4WDで冬の雪道でも安心だ。カタログ見てよ。(ちょっと興奮気味)
感情的女)
あなた、それ買うつもり?(冷ややか)
論理的男)
買いたいな。お前も、いい車に乗りたいだろ。
感情的女)
今の車じゃだめなの? お金は大切にしないと。
論理的男)
一生懸命働いているんだから、これくらいいいじゃないか?(賛同しろよ)
感情的女)
老後のことや、住宅ローンのことなど、心配しているのよ。
論理的男)
問題ないよ。気にするな。
感情的女)
気にするなってなに? 私がどんなに心配しているか?
あなたなにも分かってないくせに。(怒り)
論理的男)
なんだよ、おれを信じてないのかよ。(失望)
さて、この会話を読んで、どんなことを思うでしょうか?
いったい、女性は男性のどの言葉がカチンと来たのでしょう?
「問題ないよ。気にするな。」なんですね。
ここで、男性と女性の脳の構造の違いを知る必要があるのです。
女性は現実的だから・・・男性は夢を追いかけたいから・・・
と言われますが、それは本質ではないのです。
真理は、女性は自分の感情をシェアしたい。
男性は、自分の正しさを証明したい。
という欲求が脳の性質なのです。
男性がいくら、論理的に説明したって、女性は、自分の感情を
分かってもらえないため、怒りはおさまらないのです。
じゃあ どういうふうに男性は言えばいいのでしょう。
「問題ないよ。気にするな。」ではなく、
「もっともだ。もうちょっと詳しく話してごらん。」と言えば
よかったのです。女性は気持ちをシェアできてしまえば、あと
は、YESというのです。
さて、ここで、男性は〇〇である。女性は○○であるという
方程式化してしまったらダメですよ。
ホロスコープで説明すると、
男性を火星の作用、女性を金星の作用と読み替えてみてください。
男性でも、金星の強い人は、女性的な感情のシェアを望みます。
女性でも、火星の強い人は、男性的な決断と論理的正しさを望みます。
あるいは
男性を、四柱推命の陽干、女性を四柱推命の陰干と読み替えても
いいでしょう。
いかがでしょう。占いに関心がある人なら、金星と火星くらいは
知っています。甲や丙は陽干、乙や丁は陰干というくらいは知って
います。でも、知っているだけで、こんなふうに、日々の生活で
相手の命式にあわせて、相手が理解しやすいように、言葉を作って
いるでしょうか?
相手が理解しやすい言葉を作るのが愛情です。好きとか嫌いという
感情が愛ではないのです。映画のシーンに影響されないように!
愛は行動であり言動なんですね。そんなふうに、相手に愛情をもって
占いを使っている人は少ないものです。
知識は少しだけでいい。深く応用すれば、プロの占い師以上のことが
日々の生活で実行できるのです。
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