なぜ 日本人は 正しい答えを知りたがるのか?
つきあっている異性との相性の良し悪し、上司との相性の良し悪し、来年の運勢、仕事が来年どうなっていくのか? こういったものごとの正しい答えを知りたいという欲求が日本人は、とても強いようです。
しかし、70歳を過ぎた方には、この傾向はあまりありません。なぜでしょう?戦後の動乱を知っている80代にいたっては、正しいことと悪いことを分ける発想そのものがまったくありません。
学校教育のシステムが根本から異なっていたからだと思います。今から数十年前の教育は、答えがあらかじめ書いてあるような試験は存在しませんでした。
答えは、白紙の欄に自分で書くしかありませんでした。
しかし、昭和の後半から、どの試験も答えがすでに書いてあって、正しい答えをそこから選ぶというだけのシステムに代わってしまいました。このため、幼い頃から、答えが目の前に書いてある思考に慣らされてしまったのです。
試験用紙に用意されている答えを気に入らず、自分で書きたいと思っても、答えを書くことができない環境で、教育されてきたわけです。
実際の社会に出ると、正しい答えなんかありやしません。上司に聞いたって、分かりません。やってみて不具合があれば直していくという繰り返しが現実の世の中です。しかし、そういったトレーニングはまったくされません。
目の前に答えが書いているというのに慣らされてしまうと、従来の占いに疑問をもたなくなるわけです。生まれながらに成功するか失敗するかが決まっているなんて信じるのはアホですが、そのアホのような理屈を信じてしまうのです。
中国の古典の、滴天髄や窮通宝鑑などの自虐的で人の霊性を無視した理屈を素晴らしいと思ってしまうのです。筆者も長年信じていたアホですから。
正官のある人は、服務能力があると四柱推命では言います。でも筆者は数回も転職をしていて、すべてが会社の社長や上司とケンカしたからです。だから服務能力がないのでしょうか? いやいや違うのです。自己保身しか考えない上司、同族会社で同族だけを優遇する経営者に、服務したいと思うほうが異常なわけです。
今の日本、政治家にしろ、経営者にしろ、若い人が喜んで服務したいという人がいったいどれだけいるでしょう? いないでしょ。ということは、正官の人はどうすればいいのか? 服務する相手をもっと大きな存在にするしかないのです。社会全体、業界全体、国家、あるいは地球全体といったものに服務するしかありません。より大きなものに服務すると、目の前にいる自己保身に走る社長さんや上司とは、ケンカになることも多いでしょう。
正官はサラリーマンが向いている?なんていう言葉をそのまま左脳で理解していると人生の選択をミスりますよ。
子供の頃から慣らされた脳の癖、正しい答えが目の前に書いてあるという現実生活ではありえない古いパラダイムを再創造しないと、令和の時代は乗り切れません。
最近、あきらかに運を落としてしまった2人を紹介してみましょう。
貴乃花親方、あれだけ騒がれたのに、せっかくの運の波に乗り切れず落ちてしまいました。
小泉進次郎さんも、昨年の総裁選で、あれだけ注目されながらものらりくらりしていて運を落としてしまいました。
この2人に共通しているのは何でしょう?
ピンと来ないようでは、従来の占いの枠を超えていません。運勢を司っているなにかの立場になって考えるとおのずと答えは見えてくるはずです。
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