■人は生まれながらに多重人格であるというのが占い
世界に沢山ある占いを勉強すればするほど 人間という存在は、生まれながらに多重人格であるということがわかる。京都大学で長年にわたって四柱推命を研究した私が尊敬する増永氏も、そう書いている。
実例をあげてみよう。ある中小企業の経営者で最近会社を倒産させてしまった人だ。
<四柱推命では>
日柱:A →穏やかで理論を好む、交渉が言葉巧み
月柱:B →情報収集が得意
年柱:C →ケンカ早い
D→ロマンチック
天干の通変星→E 原書には、乞食坊主の命式をある
月支元命→F 商売の星
<宿曜経では>
27宿 G→ 反抗的
<ホロスコープでは>
太陽が水瓶座→ 知識と情報への欲求
その太陽と水星が同じ位置にある→コミュニケーションは知識と情報べ基本。
*ABCDEFG はプライバシー保護のため実際の星を変えてあります。
こうやって並べていくと 多重人格ができあがってくるわけである。
さて、人は「どれが本当か?」と迷ってしまうようになっている。
だから原書では1つに絞るための理論が何万ページにもわたって書いてある。
・月支元命こそが重要だと書いてある原書に従えば、偏財の商売人となる。
・用神こそが重要だと書いてある原書に従えば、印星のアイデアマンとなる。
・通変星の並びことが重要だと書いてある原書に従えば、乞食坊主となる。
いや宿曜こそ重要だと言う人は、抗宿の反抗的こそキーワードとなる。
いやホロスコープこそ当たるという人は、水瓶座がキーワードになる。
次から次へと新しい占いや新しい理論が生み出されてきて、ますます人を迷わす。すべての議論が、私にとっては、どうでもいい内容である。
どれが正しいとか間違いとかという議論がもう、泥沼にいる証拠である。
じゃあ いったい どうすればいいのか? をセミナーでは解説します。
ようはものの見方の次元が低いから、迷うのである。
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これを読めば、机上で発明された無数の占いの理論に迷うことが
なくなります。