■最新の遺伝子研究は運命学をも変える
最新の遺伝子研究では、生まれながらにもっている遺伝子さえ、長年の生活習慣で変わることが発見されています。さらに、遺伝子の配列の変化がない場合でも、それがどのように発現するかは、そのヒトの食事や喫煙やお酒やストレスなどの生活のあり方によって決定されるというエピジェネテイクスという分野の学問が注目をあびています。
癌になりやすい遺伝子をもっていたとしても、それが発現するヒトとまったく
発現しないヒトがいるわけです。
つまり最新の遺伝子研究では、どのように生きるとリスク遺伝子が発現しない
のか?という生き方の研究が注目されてきているわけです。
ヒトのゲノム解析を競っていた時代は、こんな遺伝子ならこんな病気になると
いう説が主流でしたが、もうこの考え方は昔のものになっています。
この考え方を積極的に採用しているのが西洋の精神医学です。神経症になり
やすい遺伝子をもったヒトでも、病気にならないような生き方を研究する予防
医学に変化してきているのです。(レジリエンス医療)
占いで算出される命式やホロスコープ図の解読は、一昔前の時代の、ヒトの
ゲノム解析と同じようなレベルです。考え方が古いわけです。
命式やホロスコープ図で示される星の配置は、リスクを示していますし、
可能性も示してくれています。
リスクが発現するのも、可能性を発現するのも、ようは生き方次第ということ
なんですね。最新の遺伝子研究は、それを証明してくれました。
さて、実は四柱推命でいうと、印星というのは、
容易に精神疾患になる可能性
があるリスクをかかえている星です。
では、どういう生き方をすれば、印星のヒトは、精神疾患になるのでしょう?