ある人からこんな自慢話を聞いた。
数年前から白内障をわずらっていて、手術をそのうちしなければならないとわかっていて、保険に加入した。最先端医療つきの保険だ。病歴を隠してだ。保険会社の営業マンは、喜んで自宅をおとづれて契約をした。
契約をして1年後 最先端の目に人工的なレンズをいれる白内障の手術をすることになった。なんでも、老眼や近眼もこれで治るんだとか。見積もりは、数十万円以上。それを契約している保険を適用して 自分の懐を痛めないで手術をやれると自慢していた。
俺は頭いいだろ あんたもやりなよ、と勧められた。保険会社の担当営業マンは、面白くない顔をしていたと笑っていた。
さて、このブログの読者はどう思うか? こういうのを頭がいいのだと思うんなら そういう人はやったらいい。しかし、自分は、やらない。
まず、保険という保険は、50歳ですべて解約してある。子供が一人前になったからだ。必要ない。また万が一病気になったらいけないからという恐れで保険に入ると、その通りに万が一のことを引き寄せてしまうからだ。だから、万が一のことを引き寄せないために保険は入らない。自分の健康管理に保険は不要。ドイツから波動測定器をいれて、それで健康管理をしている。
つぎに、保険会社を利用しようという「ずるい気持ち」があると、運が下がるからやらない。保険会社をだましてやろうという気持ちがあると、もっとずるい奴から騙されるようになっている。それが宇宙の仕組みだから、逃げようもない。利用してやろうという気持ちがあると、やっぱりそんな人を引き寄せてしまう。
実際彼は、なんどもビジネスで騙されたと嘆いているが、それは人をうまく使ってやろうとしているずるい自分が引き寄せているだけである。昔から言う、キツネつきの状態だ。
自分なら、見積もりが 数十万なら、きもちよく 感謝して、自腹で医者に支払う。お金がなくてもそうする。なぜか? もし自分が富裕層なら、気持ちよくお金を払うだろうと思うからだ。何事も気持ちからスタートするのが、宇宙のシステムだ。気持ちが富裕層のつもりで、お金を大切に、気持ちよく、価値あるものに使っていくと、国のために使っていくと、本当にお金が入ってくるようになる。
心が貧しいと 中高年になったら、本当に貧しくなる。
彼は若い頃 事業に成功して億万長者だったが、今は貧しい。億万長者だったころに、気持ちを変えないといけなかったのに、その頃から気持ちが貧しかった。だから、何十年も経過して その気持ちにふさわしい現実を引き寄せたわけだ。
彼はそう思わない。今の現実がおかしい。昔のはぶりが良かった頃が正しいと思っている。過去の記憶を再生しているだけの生き方だ。今の現実を見ないんだから。今 彼は借金して、ベンツに乗っている。過去のはぶりが良かった頃が正しいと思っているからだ。
これじゃインスピレーションもなにも降りてこない。楽しくない人生だ。
人生の選び方は2つある、
1.過去の記憶を再生する人・・・文句ばかりの生き方だよ
2.インスピレーションで生きる人・・・ワクワクするよ