■マインドの浄化をともなわない開運はない
世の中でクンダリーニを上昇させるといった技法が注目をあびています。オウム真理教の信者がお尻を床に激しくたたきつける映像を見たことがあるでしょうか。ああいう修業をすると、確かにクンダリーニは上昇して元気になります。
気がめぐりだすと元気になるのは間違いのない事実です。しかし、気が強くなると、思ったことが現実になってしまいます。このワナに知らず知らずのうちにはまってしまって、とんでもない思いをする人もいるわけです。
たとえば、両親が自分のことを理解してくれずに、無理矢理にやりたくもないスポーツをさせられたり、塾に行かされたり、あるいはうるさく小言を言われ続けたりした経験があると、脳はそういった過去の経験を情報として記録しています。そこから湧いてくる感情は、両親に対する恨みです。
そんな恨みのエネルギーがマインドに渦巻いている状況で、元気になれば、ヒトという生き物はもともとが創造主ですからどうなるか? 両親が自殺をしてしまうわけです。実際に、筆者の知り合いで起こった出来事です。
パートナーに対して、愛の行為を拒絶するくらいに嫌っていた場合はどうなるでしょうか?あんなパートナーいなくなればいいのに思っているわけですから、それが具現化する世界を創造してしまいます。実際に筆者の知り合いは、パートナーが恋人を作って家を出ていってしまいました。嫌ってはいたものの、経済的に依存していた当人は途方にくれたわけです。
そんな出来事が続いてしまうと、クンダリーニを上昇させて元気になった自分を嫌いになってしまいます。そうすると、自分の思いが具現化してしまい、自殺をしたくなってしまうわけです。
投資の世界でも、気の強い人は若いときに数億のお金を作った人もたくさんいます。しかし、そのあと地獄の日々を送っている人がなんと多いことか。やることがない、他人に必要とされない、しかし、お金だけは生涯遊んで暮らせる分はある。そんな状況で2年も生活しているとこの地球で生きていることに失望してしまい、うつ病になります。
いっぽうで生活できるぎりぎりの給与で、休みなく働き続けている労働者はマインドが健康の人が多いです。たまに食べるカツ丼屋のカツ丼で、とても幸せな気分になれます。汗だくになって働いたあとの、ビールと焼き鳥がなんとうまいことか。王将で食べる、ギョーザ定食とビールで、とても幸せになれます。
あなたにとってどういう状況が幸せな気持ちになるのか? 一度自分のマインドを洞察してみてください。日本人の遺伝子をもっているなら、だれかのお役に立てているというときが、一番遺伝子が喜ぶはずです。だれかの利益を犠牲にして、うまく立ち回って、フェラーリを乗り回したとしても、半年もすれば、遺伝子があなたに失望するはずです。
こういう生き方を戦後の日本人は、教わるチャンスがありません。今だけ、自分だけ、お金だけ、
こんな教育を受けてきました。筆者も、「お前勉強しないと食えないぞ」と脅かされて育ちました。
それって、肉体をキープしていくことが、人生なんだという教育です。まるで、動物飼育です。
そろそろ、そういった戦後の日本の教育で脳にインプットされた情報をクリアにしないと
占いをどんなに使ったとしても、開運は無理な時代になってきました。
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