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トヨタ トランプ耐性試練のとき

2025年2月11日 - 未分類

この日本経済新聞の記事を読んで どういう印象を持ったでしょうか?

この程度の記事しか創造できない人が、新聞記事を書いているんだな。

日本経済新聞も、落ちぶれたな というのが正直な印象です。

どういうことか、歴史を追ってみよう。天野雲海が日本経済新聞の読者
に向けて、記事を書くなら、こんなふうに書く。

1983年トヨタはGMと共同でNUMMIという工場を立ち上げた。
そこで、車両を生産していたのだが、2009年にはトヨタは撤退を表明
した。(儲からなかった)

その翌年 オバマ大統領のときですが、レクサスのアクセルペダルの不具合
で、高速走行中に制御不能となり土手に衝突してドライバーが死亡するという
事故が起こった。

しかし、純正以外のフロアマトにペダルがひっかかったというのが本当の原因
だったのだが、アメリカでは大問題になり、大量のリコールとなり、当時の社長
の豊田章男氏は、アメリカの国会で証言をする事態になった。

これを、トヨタショックと呼び、トヨタの株も暴落した。

当時、トヨタに投資していた人は、この事件を見ていて、オバマを怒らせた
と気がついたはず。

アメリカ大統領は、民主党であれ共和党であれ、アメリカ国民に仕事を与え
給与を払い、生活を良くするのが、一番の仕事だ。

つぶれかけたGMをトヨタが助けると思っていたのに、トヨタは儲からない
からと言って、NUMMIを閉鎖し、全従業員を解雇すると宣言したわけだ。

これに怒ったのが、オバマだった。

けしからん。敗戦国日本は、アメリカに奉仕しろ。奉仕しないなら、脅かせ。

こうやって、レクサスの事故をでっちあげ、トヨタを恐喝したわけだ。

トヨタは、その後 あわてて 当時まだベンチャーだった テスラと提携し
RAV4などの電気自動車を生産し、従業員を再雇用した。

従業員を再雇用したことで、いつのまにか、トヨタショックはおさまり、車
の不具合ではなかったということになっていった。

この事件で、トヨタは思い知った。

アメリカの人件費は、日本の2倍だ。アメリカで生産しても儲からない。
しかし、アメリカ人を雇用し、給与を払い、それでも利益のでる車を
製造しないと、またとんでもない事件をでっちあげられる。

2010年のあのトヨタショックから 15年が経過したが、トヨタは
アメリカ人に高い給与を払って、利益が出る車を生産する方向で頑張って
きた。

その15年間の成果が、いまになって、あらわれているということだ。

いっぽうで、安い日本の人件費で車を製造し、円安でアメリカに輸出した
ほうが儲かるという体制で経営してきたのが、スバル。

今頃になって、慌てているだろう。

*占い業界も、もう当てる占いは、飽き飽きしてもう占いなんて
どうでもいいや と思っているユーザーが増えてきた。

いつまでも、今までの考え方が通用すると思っていたら、それは
怠惰。進化しないものは、消滅するというのが、生き物のルール。