多くの日本人は、典型的な日本人社会でなかで生きています。
なので、不自由であっても、不自由と感じないで生きています。
配偶者が外国人だったり、毎月海外に出かけていったり、外国人
とビジネスをしている方は、日本に住んでいる日本人が守っている
ものは、地球全体からみれば、ローカルルールであり、世界の人
からみれば、??? のものが多いことに、気がついています。
先日ビデオで事例にあげたタイ人男性は、サラリーマンが嫌で
なんとかして、自立したいと思っていたそうです。
2022年タイでは、大麻が合法化されました。観光客が大麻目当て
にタイに大量に押し寄せたわけです。そのとき、彼は、大麻の
栽培をスタートし、利益をあげていたわけです。
しかし2024年になって、タイ政府は急に大麻の商売化を禁止しました。
いきなり彼は、食えなくなったわけです。
それで、以前から趣味でやっていたスノーボード教室をタイで
始めたわけです。
熱帯の国でスノーボード? 不思議ですね。
彼は、単管パイプを使って、幅10m 長さ15mの斜面を組み立て
そこに、コンパネを引いて、人工芝を設置し、その上でスノーボ
ード教室をやり始めました。
ホームセンターに行けば買える材料で、組み立てたわけです。
やろうと思えば、だれでもできる程度のこと。
そして、子供達に人気になり、事業はうまくいきだしました。
タイの富裕層にとって 極寒の北海道のニセコで、寒さを感じながら
スノーボードをするというのは、自慢できる話しであり、自分たちは
他の人よりも、上にいるという階級社会のタイならではの、プライド
を満足させるものです。
そうこうするうちに、お客さんからニセコに連れて行けという要望が
あり、彼は観光ビザを使って日本にきて、2週間滞在し、ニセコのあら
ゆるスキー場へのアクセス方法、レストランへのアクセス方法、レンタル
道具の借り方、ホテルの場所と値段、などを調査し、一人でスノーボード
を練習して、タイに一時帰国し、またすぐにニセコに帰ってくるという
生活を、やってました。
そして、去年の12月、アルゼンチンのスノーボード協会が主催する指導員
の検定合宿に参加したわけです。残念ながら、合格はできませんでしたが
どうやって指導したらいいのか?というレッスンノウハウは勉強したわけ
です。
勉強したのが昨年12月の初旬。もうさっそく、昨年の年末から、タイから富裕層
を引率して、ニセコに来ています。レッスンノウハウは分かった。だから
翌週から、もうそれを使って商売する。こういうマインドです。
1人8万円のレッスン料がニセコの相場です。ニセコは、ニセコが認定して
いない人が勝手にレッスンをしていると、監視員がやってきて、罰金を
払うルールがあります。多くの監視員は、西洋人で、タイ語は話せません。
なので、彼は何度も監視員に捕まっているのですが、英語もできない振り
をしてタイ語で、彼らは友達友達と言うと、まったくタイ語の分からない
監視員は、会話ができないので、見逃します。
そんなアニマルスピリットを見た天野雲海のタイ人妻は、4ヶ月間契約した
もののケガをして使ってない、ホテルの部屋を彼に無償で貸しています。
応援したくなったみたい。
冬の間だけで、ふつうのサラリーマンの1年間の年収以上のお金を稼いで
いるわけです。
今はタイ人富裕層も、ニセコの初級コースを、ちんたら滑っているだけで
満足していますが、やがて、上級者コースに行きたいとか、バックカントリー
をやりたいとか、要望は難しくなってきます。
彼は、もうその準備をするため、山林コースで深い雪の中を滑る練習を
し、事故のないコースを見極める練習をしているようです。
今年の夏は、ニュージーランドでスノーボードをやるそうです。
夏は、ニュージーランドへ富裕層を、引率。冬は、ニセコへ富裕層を引率。
そんなことを考えているのでしょう。
いかがでしょう。
昭和初期の日本人と同じような匂いがしませんか?
まさに「士魂商才」のマインドで生きています。
武士の魂(お客さんをだまさない)をもって、お客さんを満足させる商売をする。
今の日本のマーケッテイングは99% 士魂商才はもう消滅し、詐欺に近い
ような勧誘メールやYOUTUBE動画があふれています。
武士道の精神をもった日本人が「銭ゲバ民族」に落ちたという印象です。
そんな状況の日本を、子供達に残したいですか? 大人の責任です。
占いビジネスも、ほとんどが、詐欺に見えてしまいます。
本質に触れるには、星平会海という運命学が、最強の武器になります。
当たるとか当たらないとか、という自我マインドがひっくり返されますから。
士魂商才 日本人がやるべきビジネスはこれです。
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