■人類は まだ無償の愛 を味わったことがない
無償の愛 とっても美しい響きであり、酔いしれる言葉ですね。
しかし、ごく一部の覚者を除き、人類はいまだかつて無償の愛を
味わったことがありません。
人の本質は、霊であり、空であり、すべての命の源から肉体人間
はやってきたということを実感しない限り、無償の愛は味わえません。
太陽も月も地球の岩石も昆虫もは虫類も魚も動物も植物もすべてが
命あるものであり、空の世界から創造されたものです。
毎日寝ないで働いてすぐに寿命を迎える働きアリも、卵を産む役目の
女王蜂も、同じ源からやってきたものであり、空からみれば、同じな
わけです。
あらゆる組織は、生産性のある人は20% その他大勢が60% いなく
てもいい人が20% となっていきます。
じゃあいなくてもいい人を排除すればいいのか?といえば、排除しても
今度は、残った人の20%が いなくてもいい人に変化します。
それが自然の姿なんですね。でも、いなくてもいい人も、生産性のある
人も、空からみれば、同じなわけです。
天野雲海のなくなった父が、化学メーカーのエンジニアでしたが、経営者
はなにもわかってないと文句を言ってました。仕事上役に立たない人でも、
そこにいて、なんらかの役にたっていれば、スーパーエンジニアも元気
で、新商品を発明するようになる。しかし、役に立たないから、解雇する
じゃスーパーエンジニアも新商品を発明できなくなる。
アメリカ式経営学を学んだ経営者は そこを分かってない。
子供の頃に、そんな話しを良く聞かされました。
人の本質は霊であり、空であるということを腹でわからない限り、人類は
無償の愛を味わえません。我々が愛だと勘違いしているのは 99.999%
自我への愛です。そういう言動をしている自分が好きというだけ。
この自我愛を超えたら、宇宙全体があなたを、応援するようになります。
そういう人が地球上には少ないので、バランスをとるために、そうなって
しまう。
自分の運を良くしたいという気持ちがあるようでは、無理 無理 無理。