■あるアルペンスキーヤーの選手との会話
ある現役を引退したアルペンスキーヤーが面白いことを言って
ました。
スキーがうまくなる人と、うまくならない人の違いについて。
90%の人はうまくならない。だれでももちろん一通りは、滑れるようになり
ます。スピードも出せて、まあ、見栄えもまあまあというレベルなら、
6年 500日もすべれば、だれでもそこまではいける。
しかし、そのあと、本当にうまくなる人は、10%もいない。
本当にうまくなるというのは、競技で勝つようなレベルのいうことを言う
のではない。どんな斜面、どんな雪質でも、ストレスなく気持ちよくすい
すいと、アメンボのように滑れる人のことを言います。
なにが違うのか?
そこそこ滑れるようになると、多くの人は、いろんな技術を学びたがります。
(天野雲海も、このワナに3年間もはまっていた)
無数の技術の習得方法のトレーニングがあって、それを次々に学びたがります。
しかし、自己満足だけで うまくはならない。
いっぽうで 10%の人は、本質を追究すると言います。
スキーの本質ってなにか?
スキーってなあに?を探求するわけです。
スキーって 真ん中に乗ればすべてがうまくいく。これだけ。
北海道のスキー場でも、つねに真ん中に乗れているスキーヤーって、たしかに
数パーセント以下です。
本物のアスリートは、たくさんある技術を、いろんなトレーニングで学ぶ
ということはしないそうです。
ただ真ん中に乗る これだけを、一年中 やるそうです。
真夏でも、歩きながら身体の重心と地球の重心をあわせる意識で歩く。
冬は、スキー場で、あれこれ考えずに ただ真ん中に乗る。
急斜面、アイスバーン、深い雪、凹凸、フラットバーン、どろどろの雪
など、毎日 環境は変わりますが、どんな状況でも、真ん中にのる。
これを、毎日 毎日 繰り返します。
その結果、脳ではなく無意識に、身体が瞬間的に動くようになります。
眼で見てああここは、アイスバーンだから、こうしようというふうに、
脳を使っている間は、動きが遅れてうまくはならない。
脳は反応が遅い。脳よりも先に、無意識で体が動かないと、急斜面
や凹凸などの難しい状況になると対応ができない。
しかし、ほとんどのスキーヤーは、眼でみて脳で思考して、身体を動かす
ので、いつまでたっても、本当にはうまくならない。
「占い」もそうです。
成功者、幸せそうに生きている人、社会貢献をたのしくやっている人、
こんな人と出会ったら、すぐに星を出して研究してみる。
それを繰り返すと、星を味わうことができる。
どれだけ、人に関心をもち、どれだけ観察しているか? ポイントは
これだけです。
トランプさんの奥さんの言動、トランプさんのプロポーズを受けたいきさつ、
トランプさんが若いときに出版した本、そしてトランプさんの仕事を手伝って
いる子供達の言動、こういった手に入る情報をすべて読んで、味わってみると、
とても楽しい。
これが 己か 双子座か 庚か 牡牛座か などなど、世界で一番 星の象意
が明快にわかる事例が トランプさんの家族。
命がけで生きてるから、星が輝いている。
なるほどな~ こんな星だと、こんなふうになるのか。と味わえる。
素晴らしい事例を見れるのに、多くの占い師は無関心で理屈を、こねているだけ。
占いの真のプロは、人の探求が大好き。だから自然に開運していく。
アマチュアは、多くの理論を学びたがる。そして開運しない。
スキーと同じなんですね。
天野雲海のみたところ、99%の占い師は、アマチュアです。
しかし、事業主としてしっかりとビジネスを展開している人は、
本当の意味で、内臓脳を超えて 占いのプロになっている人が多い。