■人体実験をしないと分からないことがある
4月の上旬、天野雲海は風邪を引いてしまった。
ちょうと そのとき 旭川に住んでいるタイ人女性が遊びに
きていた。
そのタイ人女性から言われた。
自分がかかったインフルエンザと同じ症状。40日は、回復に
かかる。いっぱい薬を飲んで 寝てください とアドバイス
された。
タイでは、すぐに薬を飲みます。
けっこう強い薬も市販されており、我が家にもタイからもってきた
大量の薬と自然素材からできたハーブなどが、在庫としてあります。
病気になったら、すぐに薬を飲むのが常識。
それでよくならないなら、すぐに病院に行くのが常識。
自然に治そうという習慣は 今のタイにはありません。
そんなわけで タイ人妻とその友人から、薬を飲め 飲めとうるさく
言われる。
免疫で治すという気は、さらさらない。
免疫という言葉さえ知らない。
肉体を物質的にとらえているのがタイ。
だから簡単に、オカマは男性のシンボルを切除するし、女性は韓国に
行って、顔の整形をする。
それを聞いた天野雲海は、人体実験してみようと思った。
ハーブから生成された喉にスプレーするものだけは天然のものなので
使用することにした。
まず、熱があったのですが、関西方面に北海道から旅行に行き
ました。旅行している間に、熱は下がりました。
ひどい咳が出ていたのですが、病院にも行かず、薬ものまず、
自然免疫だけで、治るかな?と思ってなにもしていませんでした。
いよいよ これはやばいと思ったら 病院に行くつもりでした。
2週間が経過したら、体調は元に戻りました。
34歳のタイ人女性から
薬をいっぱい飲んで回復に40日もかかったから、中高年のあなたは
もっと回復にかかると言われていたけど、この理論は、ウソであること
が分かった。
タイの常識に洗脳されたタイ人女性に、言った。
おいおい おまえよりも、早く回復したぞ。
おまえは 40日 自分は2週間だ。
さあ どう説明する?
タイ人からみれば、天野雲海の行動は、不可解なままのようです。
常識といわれている理論を天野雲海は、信じない。
だれかの利益になるように、ねつ造されていることが多いからだ。
自分で人体実験してみるまで、信じない。
常識という束縛 牢獄のなかで生きている我々は、毎日の生活で
繰り返しやっているすべての判断を、疑ってみたほうがいい。
内臓脳にすり込まれている情報のまま、ロボットのように判断して
生きていることに気がつくでしょう。