タイの様子です
世界で一番 食料の豊富な国でしょうね。
どこに行っても 屋台だらけ。
物価は、もう日本とあまり変らないようです。
魚と肉と野菜は、市場で食べれば 日本よりも若干安いかな。
でも、量は 多くて、1人で食べきれない量です。
安いのは、個人でやっているタクシー(メーター式ではないやつ)
で 2時間乗っても 1500円~2000円 くらいだった。
歴史についてちょっと解説。
ミャンマーが古都であるアユタヤに侵入してきたのが 400年前。
それで、首都をバンコクに移転した。いまだにミャンマーは、軍事政権で、
政治が安定していませんが、タイ人は、ミャンマーとは敵対しているという
意識が強くあるようです。
ビデオで仏像の首がないのは、ミャンマー軍が切り取って 欧米に売ったとか。
切り取った首を重くて運べなかったものが、木の根元にからみついたのが
仏陀の首が木に埋まっている映像です。
しかし現地の人は、現地の農民が金になるから、切って売ったと言います。
寝ている仏陀は 500年も前のものですが、ペンキを塗りたくってピカピカで
す。
こういうのがタイ人の感覚。古い感じがするのは、嫌みたいで、数百年の歴史
を感じさせるのは良くないということで、ペンキで塗りたくって きれいでしょ
う。という感覚のようです。
おいおい 古めかしいのがいいんじゃないか というと、ガイドの中国人は
自分もそう思うが、タイ人は、そう思わないんだと言ってました。
感性の違いはそのまま認めるしかない。
次にタイ人家族の様子で感じたことです。
タイ人妻のお母さんが 大家族の中心。裁縫工場を経営してますが、
従業員は、全員が ミャンマー ラオス人。
トイレも野外の簡素なもので 宿舎も、エアコンなしの それなり。
自分達は、エアコンありの立派な家。4階建てのビルの1フロアが家族用。
あとは 倉庫と工場で使用。
完全に、経営側のタイ人と、ミャンマー ラオス人は、別だという分離意識。
そうでないと、すぐに悪さをするんだそうで、情けは無用なんだとか・・・
生存するための競争は、とても激しいようです。
家族の車が入れ替わってました。
車は、ベンツから BYD に乗り換え。 BMWから Xpeng の電気自動車に
乗り換えたようです。
ドイツ車は、すぐに壊れると言ってました。評判が悪い。まあそれは、わたしも
経験済み。中国産のEVのほうが、いいんだそうです。
実際 実車をみてみると、かなりの品質でした。日本でも、充電設備があちこち
にできると、電気自動車 便利そうです。
タイではすべてのガソリンスタンドで 充電が可能なので、困らないみたい。
タイでは ガソリンスタンドに、カフェとトイレが必ずあって、駐車スペースも、
数十台は楽にあり 日本の高速道路のSAのようです。
ちなみに セブンイレブンでは、トイレありません。
中国の屋内スキー場に先週行っていた、タイ人妻がいうには、今の上海は
空気がきれいなんだそうです。EVのおかげ。以前は、空がスモッグで灰色
だったのはわたしも経験済み。
新しいものを、どんどん経験していく気質は 昭和の日本人のようです。
いっぽうで、不動産を多く持ちたがるのも、昭和の日本人のようです。
タイでも 高齢化 人口減少始まっているのにね~
人口が増えている時代の不動産の値上がりの記憶から行動している。
今までがそうだったから、これからもそうなる 内臓脳はそう考える。
タイ人妻のお母さんも、大きな戸建てを10以上 もっていて、そのうち
1つは、タイ人妻の名義になっていて、見せてもらったのですが、5LDK
で、1つの部屋が10畳以上。各部屋にトイレ シャワーあり。
床面積 250平米くらいはあるんじゃないかな。タイの家は大きい。
コンクリート製ですが、形は普通の家の形をしています。木造は、シロアリで
やられてしまうようです。
お母さんからは、「あんたが年とったら ここに娘と住めと言われましたが・・
・」
どうも、わたしは、ねじ曲がったタイの仏教文化になじめません。
尊敬できない王様のいる国にもなじめません。
今の王の最初の妻は、刑務所です。王を尊敬していないという不敬罪で。
(ただの夫婦ケンカだろ 刑務所に入れるな! がタイ人妻の本音)
今の 若い奥さんの写真はあちこちに、町の中に飾ってます。
(アホの王様 がタイ人妻の本音)
王様や奥さんの悪口を言おうものなら 即刻 刑務所です。
(タイ人に愛国心はないが タイの食生活は好き 脳が慣れているから)
仏教でいう功徳=豊かな人が貧しい人に施すこと。
これは常識ですが、タイでは、だから貧しい人は、お金持ちから盗んでいい
という解釈になっています。
警察官は貧乏だから、庶民を捕まえて お金をむしり取るから、信頼できない。
メイドは、部屋にある金目のものを盗んでから、やめていく。
従業員は、会社の備品を盗む。罪悪感は感じません。当然だと思っている。
お金持ちに功徳をさせてやっていると思っている。
=>自我に宗教を解釈させるとだいたいこうなる。
仏像などの偶像を崇拝しているのも、なじめない。
偶像や墓にお金をかけて メンテするのもなじめない。
お寺でなにを祈っているのといえば、だいたいが、お金のことと健康のこと。
自我まみれの 汚れた気がお寺には 満ちています。
=>自我に宗教を解釈させるとだいたいこうなる。
大家族で、わいわい生きていくのは、楽しい面もありますが、もし大家族が
バラバラになったり、いなくなったら、どう生きていくのでしょうか?
家族に依存した、幸福や快楽って、幻想です。
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家族がいなくても、親族がいなくても、本当は 人は、全体であり、個はない
という 空の意識 に触れない限り どんなに大家族で、いっぱい人に
囲まれていても、孤独を感じるものです。
孤独を感じている人の家のなかって、必ず 「もの」が散乱しています。
整理整頓ができていない。
物質があれば、幸せを感じるという幻想をみているだけのように感じます。
いっぽうで、以前 アメリカの牧場を訪問したときは、適度な広さに適度な
備品と家具。スッキリしていて、必要なものしかおいていないという印象でした。
人間には、進化の段階があります。家の中のようすをみるだけでも、
それが分かります。
いい悪いではなく、段階です。そこを思い切り 味あわないと、次の段階に行け
ない。
わたし自身は、分離意識が強い国や地域には、なじめない。
尊敬できない権力者が のさばっている国や地域にもなじめない。
おそらく 世界中の人から、分離意識がなくなるまで、争いごと、戦争は、
続く。
自我が消えるまで あと 何百年 何千年も もかかることでしょう。
本当に精神性の高い人は、分離意識がありません。モノは必要なものが
あればそれでいい。必要以上に広い家や大きな車を持ちたがりません。
また 過去の常識な伝統文化や 学問にも、束縛されていません。
世界一の投資家のバフェットさんの会社経営をみてみれば、常識外れ
のことばかりです。従業員が30万人もいるのに、年次計画書も作らない。
なぜか?というと、計画をつくれば、その通りにやるのが仕事になって
しまうだろ。結果として、株主や顧客や従業員の利益のことを考えない
で仕事するようになるのが、肉体人間の性。だから、年次計画など
作らない。今 ここでやるべきことを、今の瞬間に 発見する。
その繰り返しでいい。経営学という実用で使えない幻想を勉強した
経営者のいる会社は投資対象にはならない。
と異端的な経営ですが、もうそれで50年の実績があるから、だれも
非難できない。
われわれ日本人も、次の階段を上るべき 時代になってきています。
バフェットさんのようなこれまでの常識をひっくりかえして成功する人が
出現してもいい時代です。
これまでのプロの政治家はいらないという声が大きくなってきています。
プロの政治家は利権をつくるプロだともうみんなが知るようになってしまった。
これから、ますます ボロボロになっていくのが日本。
さっさと、壊れて欲しい。
そして再建するのは、我々国民であり、政治家ではない。