運のいい人の実際の生活を見ていると、運を求めていないことが分かります。

運の悪い人の実際の生活を見ていると、運が良くなって欲しいという欲求があることが分かります。

ここに、運が実際にいい人と悪い人の決定的な違いがあることに、どれだけの人が気が付いているでしょうか。

気が付いている人は、運を求めないので、パワースポットに関心がありません。神社にお参りに行きません。神様にお願いもしません。

　運の悪い人は、良い運を求めてパワースポットに行きたがりますし、神社巡りをしたがりますし、神様にお願いをしたがります。

ちょっと１８０度視点を変えてみましょう。

　なぜ良い運を求める欲求があるのでしょうか。良い運を神様にお願いするということは、自分は運が悪いと神様に叫んでいることと同じです。宇宙そのものが陰陽原理で創造されていて、人間のマインドも陰陽の原理で創造されています。

なので、運が良いことを求めている欲求があるということは、同時に自分は運が悪いという潜在意識があることになります。

　神様からみれば、あなたに必要なことを与えているのに、あなたはそれに気が付かないで、必要でないものを求めている。なんともエゴなマインドだとあきれていることでしょう。

パワースポットの立場になってみれば、運が悪いから運を良くしようという欲求をかかえた人がたくさんやってきたら、うんざりしているのではないでしょうか。

神社の立場になってみれば、自分のお金、自分の健康、自分の幸運を求めてやってくるエゴ的な人がたくさんやってくると、神社の神様もこりゃたまらんと言って逃げ出しているのではないでしょうか。

　運のいい人が、人気の神社に行くと、なんとなく重くなってかえって調子が悪くなるものです。

　当然です。

　今を不満だと思っている多くの人のエゴエネルギーが渦巻いているのですから。

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