■あなたは ゆったりと落ち着いていられますか?
今回の新刊を出した理由の大きな目的が、あまりにも多くの情報が氾濫するなかで、頭が質の悪い情報と知識で満杯になっている人が多く結局、心が平穏でない人が多いということがあります。
どうしたら落ち着いていられるのか? 一番強いエネルギーは、使命感です。世界に責任をもとうとしている人と、家庭にも責任をもてないエゴの人では、天から降りてくるエネルギーが全く異なります。
責任が大きくなればなるほど忙しそうに見えても心は穏やかで落ち着いてリラックスできるのです。いっぽうで、自分のことだけで悩んでいる人は質の低い情報に影響されて、なにをやっても不安と恐れに支配され、足腰の弱い生き方になってしまいます。
責任を持とうとする範囲が大きいと、ゆったりと構えられ、まわりの雑音や一時の現象には、鈍感になってきます。
筆者の場合は、目にする情報の99%はスルーしていきます。ところが世界が変わる潮目の情報には敏感に反応します。
最近の出来事で筆者が敏感に反応したのは1つだけです。
米大統領、ボルトン補佐官を解任というニュースです。新刊を買われた方はお気づきでしょうか? 筆者の未来シナリオに沿った出来事ですね。
戦争が大好きなボルトン補佐官を首にしたということは、これから、北朝鮮が変化するということの裏返しであることは、新刊を読まれた読者ならもうお気づきでしょう。
余分な情報はスルーするということが、多くの人はなかなかできない。頭では理解しても、なにかあるとすぐ、そわそわし出す。 そして、意識がどんどん過敏になっていく。
いわゆる、「気になりだす」というやつだ。 おもしろいもので、気になりだすと、どんどん余分な情報まで片っ端から拾ってしまう。 もう、そうなると「不安と恐れ」に支配される。
目先の対応にしゃかりきとなる。 いかに、ここを乗り切っていくかしか眼中にない。
結局、自分のことだけに関心がいき、日本の将来、世界の将来なんか自分には関係ないという意識になってしまう。今まで世界を動かしてきた連中はこういった大衆マインドが大好物です。自分のことにしか関心がないなら、世界は、我々エリートだけが動かしてあげよう。となってしまいます。
陰謀論が好きな人達は、一部のエリートが大衆を家畜化すると叫んでいますが、彼らにエサとエネルギーを与えているのは、自分達であることを知りません。足腰の強い人は、もう使命をもって動いていますから落ち着いています。
質の高い情報だけをどうやったら頭に入れられるのか? この本を読めばものの感じ方が変わるはずです。